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医療保険のキーワード「上皮内新生物」
上皮内新生物。耳慣れない言葉ですね。
新生物とは、もともと、体の中に無かった組織のことをいいます。
前項の「子宮ポリープ」や「胸のしこり・腫瘍」も、この新生物に当たるんですよ。
この「上皮内新生物」、医療保険だけでなく、生命保険でも、保険料が出るかでないかを左右する、とても大切なキーワードなんです。
カンタンに説明してみましょう。
新生物には、悪性と、良性があります。
「悪性新生物」は、自分で増えて、周りにも転移して、生命の危険が大きいもの。いわゆる「がん」と考えるとイメージしやすいでしょう。多くの保険の対象になります。
「良性新生物」は、自分で増えず、転移もせず、治る確率が高いものです。保険によっては、良性新生物でも、対象にしているものもあります。
そして問題になるのが、「今のところ良性だが、将来、悪性になるかもしれない新生物」、つまり「上皮内新生物」なんです。
今は、粘膜の上層である上皮内にとどまっており、増殖も転移もしておらず、きちんと治療すれば治る確率が高い。しかし、場合によっては、悪性に変化して、「がん」になるかもしれない、という、ややこしい存在なんです。
「がん」という言葉が医学上は存在しないように、新生物の定義も、保険会社や保険商品によって差があるのが現状で、さらに約款によっても細かく違っています。
ごくごく微妙な場合、病院の診断書の書き方ひとつで、保険金がもらえたり、もらえなかったりする場合も、ままあるようです。あってはならないことですが、担当者の理解度や認識度によって、対応が変わってくるということも、耳にします。
医療の進歩に保険が追い付いていけていないのも、原因の一つといわれていますが。
とにかく、「わからない!」「納得できない!」と感じたら、保険会社に、しつこく、とことん尋ねてみること。最終的には「言った」「言わない」の泥試合になることも多いので、部署名や氏名を聞いてメモした旨を伝えておくと、後々、心強いですね。
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